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【導入事例】ホテルルカ様(群馬県高崎市・ホテル) 〜想定していなかったお客様のご利用もありました。

本日は群馬県前橋市で50年以上続くビジネスホテル「ホテルルカ」を経営する、代表取締役の野口露珠様にお話をお伺いしました。

まだまだ分煙に関する意識が必ずしも高くないエリアの中で、喫煙ブースを導入後、想定したお客様以上の利用があり、導入して良かったというお話もお伺いすることができました。

Q.改正健康増進法施行以前(2020年4月以前)、喫煙に関する向き合い方はどのようなものでしたか?

当時、群馬県はそこまで厳しく言われるような状況ではありませんでした。ですから私たちもそんなにいきなり「全面禁煙」といったような極端な対応をすることはありませんでした。

ホテル内でもロビーや食堂に関しては禁煙対応としましたが、お部屋に関しては変わらず喫煙室の準備もしておりました。最近はリニューアルのタイミングで徐々に喫煙部屋は少なくなってきている部分もありますが、お一人で来られる方は、お部屋で煙草を吸いたい方もいらっしゃいますので、シングルルームは喫煙室をまだ残しています。ただ、ツインルームに関しては、禁煙室に変えました。

Q.ツインルームだけ禁煙移行されているのですね?

そうですね。やはり世の中の流れもあるかと思います。それに適応する意味で、ツインルームだけは移行してきました。ただ、そういった対応をする中で、喫煙場所を聞かれることが増えてきました。やはりお二人で来られる方の中には、禁煙ルームを予約はしたけれども、どちらかがお煙草を吸われるということもあります。そういったお客様にとっては、外の喫煙スペースをご案内したり、また1部屋を喫煙ルームのように使って、お部屋までご案内することもありました。

Q.お部屋まで案内されるとなると大変ですね。

鍵をその都度お貸しし、部屋の掃除をして、という感じで、確かに手間暇がかかっていました。また、おタバコ専用の喫煙室というわけではないので、空気をきれいにする機能も長けているわけでもありません。とはいえ、1部屋をしっかりと喫煙室としてリニューアルするにはハードルも高く、二の足を踏んでいました。そんなときに展示会で見かけたのが喫煙ブースでした。

Q.初めて展示会でご覧になられたのですか?

調べたりもして存在自体は知っていました。ただ、調べたものは大きいものが多く、また外に置くようなものも多かった印象があります。展示会で最初に見たものもサイズが大きいものだったのですが、お話を聞いたところ一人用もあるということで、それが頭の片隅に残っていました。

Q.導入の決め手となったのは何なのでしょうか?

今回、補助金を活用してリニューアルをするにあたり、検討したことがきっかけです。喫煙ブース型であるとはいえ、大きいものは入らないし、置く場所もお客様の導線上だと邪魔になってしまいます。そんなときにスモーククリアの一人用の喫煙ブースを思い出し、サイズを測ってみると、ちょうど廊下の奥のデッドスペースにスマートミニが入ることが分かり、それで導入することを決めました。厚生労働省の技術的基準もクリアしているという点も安心して導入できるポイントでしたね。

Q.設置後のお客様の印象はいかがでしょうか?

お客様からは「あ~、喫煙ブースあるんだ」と言われます。喫煙場所に関する質問を受けるときにも、最近ではお客様の中には「喫煙場所がある」ことが前提にあるようにも感じます。それだけ身近なものになってきているのではないかと感じます。

フロントから見える場所に置いているわけではないので、使っているタイミングで何かお声をいただくわけではないのですが、灰皿を見ると明らかに吸われているのはわかります。

当初はお問い合わせをいただくことの多かったツインルームのお客様の御利用の想定でしたが、シングルルームのお客さまも使っているようなのです。

Q.お部屋で煙草を吸えるのに、ですか?

お煙草を吸われる方って、ちょっとした待ち時間でも一服されたいじゃないですか。洗濯機や乾燥機の待ち時間、電子レンジの待ち時間、そんなちょっとした時間に使っていらっしゃるんだと思います。また喫煙される方でも、泊まる部屋は禁煙室がいいという方もいらっしゃいます。そういう方が喫煙ブースを使われているようです。こういったお客様の利用は予想外でしたね。

Q.スタッフの皆様からの評価はいかがでしょうか?

実は弊社のスタッフは誰も煙草を吸わないので、スタッフが利用することはないのですが、以前はお客様にお外で吸うことを案内することもあり、やはり天気が悪い日は気が引けてしまいました。そういった心配事は全くなくなったことはうれしいことの一つです。夜に喫煙場所の事を聞かれることもなくなったので、負担も軽くなりましたね。

また煙草の煙を吸い込む力が強く、空気清浄機的な役割も果たしているんじゃないかとも感じています。喫煙ブース近くには電子レンジがあり、以前はそのスペースには食事のニオイが残ることがあったのですが、今はそういったニオイも全く気にならなくなりました。

Q.最後に、世の中の分煙対策について、感じることがあればお教えいただけますか?

最近は、完全禁煙のホテルも増えてきていますよね。そういう流れもあるので、弊社では喫煙ブースがあるということもしっかりと案内をしています。もちろん禁煙については世の中の流れではあると思っています。ただ、煙草を吸われる方はいらっしゃいますし、そういった方はどこかで吸いたくなるのは当然だと思います。

そういう意味では、お客様の方からも喫煙ブースがあるかどうかを聞いてこられるようになりました。以前は「煙草を吸えるところがありますか?」だったんですが、明らかに変化してきていると感じます。

ですので、今回はちょうどよいタイミングでの導入だったのではないかと思っています。喫煙に対する対応をしながら、お煙草を吸う人の権利も大切にすることもできる。喫煙ブースは置いて正解でしたね。